サンチョ、ライス、オドイに続け! ファーディナンドがサウスゲイトに薦める若手“2名”

EURO予選で若手を積極的に起用するサウスゲイト監督 photo/Getty Images

若手の成長著しいイングランド代表

イングランド代表は今月22日に行われたEURO予選のチェコ戦で、今回初招集となった20歳のMFデクラン・ライスや18歳のFWカラム・ハドソン・オドイが代表デビューを飾った。さらに、先発メンバーには18歳のジェイドン・サンチョが名を連ねており、一気に活きのいい若手が台頭してきた印象だ。そんな状況にあっても、元イングランド代表のリオ・ファーディナンドはガレス・サウスゲイト監督にさらなる若手を推薦している。

ファーディナンドは英『The Sun』のインタビュー内で、現在のイングランド代表は覚えている限りで最も有望なチームかとの質問に次のように答えている。

「そうだね、ヤングスターが揃っている。代表で若い選手たちを見ることによってファンに興奮や誇りを与えることをサウスゲイトはわかっているね。大きな可能性があるよ。そして、私はハドソン・オドイやサンチョと同様にフィル・フォデンを見てみたい。誰もが彼について話している。リース・ネルソンもそうさ」

フォデンは今季マンチェスター・シティで23試合に出場し6得点を挙げている。ポジションはMFで中盤のセンターが本職だ。柔らかいボールタッチと的確な状況判断は現在ヴィッセル神戸に所属するMFアンドレス・イニエスタを彷彿とさせ、とても18歳とは思えないクオリティを備えている。

一方のネルソンは19歳のMFだ。今季アーセナルからホッフェンハイムへとレンタルされている彼は移籍先で24試合出場し6得点を記録。彼はサイドを主戦場とするプレイヤーで、スピードとテクニックを活かした突破を得意としている。過去にはアーセナルのアーセン・ヴェンゲル前監督にも大きな期待を寄せられた選手だ。

彼らのような若く優秀なタレントが下の世代から出てきて、現代表メンバーは危機感を覚えていることだろう。はたして、2020年のEUROまでにイングランド代表に新しいヤングスターは登場するのだろうか。

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