ギェケレシュはノースロンドンダービーで復帰見込み 熾烈な3連戦へ、アーセナル5選手の回復が今後の鍵を握る!?

ギェケレシュらは順調に回復できるか Photo/Getty Images

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ハフェルツやウーデゴーの復帰も遠くないか

今週末にサンダーランド戦が待ち受けるプレミアリーグ首位のアーセナルだが、前線の選手たちに怪我人が続出している。FWヴィクトル・ギェケレシュ、FWガブリエウ・マルティネッリらはサンダーランド戦にも起用できない見込みで、CLスラヴィア・プラハ戦と同じくMFミケル・メリーノが最前線を務めることになりそうだ。

ミケル・アルテタ監督はギェケレシュについて「彼は筋肉系のトラブルを抱えているわけではないのに、ピッチを去らざるを得なかったので心配している」「怪我の状況を把握するために詳しく調べてみて、詳細がわかりしだい発表する」と語っている。一方マルティネッリは鼠蹊部に問題を抱えているという。『The Athletic』によれば、ギェケレシュとマルティネッリが復帰できるのは11月末のトッテナムとのノースロンドンダービーとなる予定だ。

怪我の程度次第だが、サンダーランド戦が終わったあとはインターナショナルブレイクを挟むため、これはアーセナルにとって幸運であったと言える。ギェケレシュもマルティネッリも今回は代表に招集されておらず、回復のための時間をとることができる。他にもFWカイ・ハフェルツ、FWノニ・マドゥエケ、MFマルティン・ウーデゴーが復帰する可能性をアルテタ監督は示唆している。また、ノルウェー代表のスタレ・ソルバッケン監督はウーデゴーの状況について「順調に回復しているし、状況も順調」と語っている。
代表戦が終わったあとにどれだけの選手が復帰できるか。これは今後のアーセナルの調子を大きく左右する可能性が高い。トッテナム戦のあとはCLバイエルン・ミュンヘン戦、そしてチェルシー戦と厳しい3連戦が待ち受けているからだ。もちろん復帰可能になったとてすぐに万全のコンディションになるわけはなく、ここはアルテタ監督のマネジメントが問われることになる。

復帰見込みの選手はいずれも強力な戦力であり、うまくコンディションを整えながらこの3連戦を乗り越えることができれば、過密日程となる年末年始を良い状態で迎えることになる。ひいては今季の行方を左右すると言っても言い過ぎではなく、代表戦明けのアーセナルのチーム状態は今季を占ううえでひとつのポイントになるだろう。

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