1871年オープン、154年の歴史をもつ“世界最古のサッカースタジアム”が閉鎖か 理由は移転

メイデンヘッドの本拠地ヨーク・ロード Photo/Getty Images

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メイデンヘッド・ユナイテッドの本拠地ヨーク・ロード

イングランドのナショナルリーグ・サウス(実質6部)を戦うメイデンヘッド・ユナイテッドの本拠地ヨーク・ロードが移転のため閉鎖されようとしている。英『THE Sun』が伝えた。

ヨーク・ロードは、1871年から154年の長きにわたりメイデンヘッドの本拠地として使用されてきた。イングランドサッカー協会は、この場所を同じクラブが継続的に使用している最古のシニアサッカースタジアムと認定しており、スタジアムの壁にはそれを示す銘板も掲示されている。

しかし、1世紀半以上にもわたる歴史はまもなく終わりを迎えてしまうようだ。理由は、メイデンヘッドの本拠地の移転が計画されているからだ。
同紙によると12月のファンフォーラムで、ブレイウィック・パーク裏手の新たな場所に移転が検討されていると述べられた。新たな競技場は収容人数5000人、うち2000の座席が設置されるという。男子チームと女子チームとで別々の更衣室が備えられ、天然芝と人工芝のハイブリッドピッチとなる計画だ。

クラブの最高経営責任者のジョン・アダムス氏は、地元紙『Maidenhead Advertiser』に次のように語っている。

「公園の正面で、道路に近いという当初の場所と、それが公園の開放性に与える影響について多くの懸念がありました。そこで、私たちはブレイウィックの裏手にある場所を提案しました」

「このスタジアムは、より競争力のあるサッカーをプレイできるスタジアムになる予定です。ハイブリッドピッチの利点は、少なくとも週に2、3、4、5試合をピッチでプレイできることです。これまでここでプレイする機会がなかったジュニアチームにも、アクセスが提供されることになります」

新年早々にさらなる会議が予定されており、その後クラブは正式な計画申請書を提出したいと考えているという。



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