ジダンの息子は“アルジェリアの1番手GK”になれるか 開幕したアフリカ・ネイションズカップでチャンスが巡ってくる可能性

グラナダでプレイしているルカ・ジダン photo/Getty Images

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アピールに成功すれば2026W杯でも守護神になれるかも

21日よりモロッコでスタートしたアフリカ・ネイションズカップ2025。この大会でアルジェリア代表GKとしてメジャートーナメントデビューすると期待されているのがグラナダ所属のルカ・ジダンだ。

フランスサッカー界のレジェンドであるジネディーヌ・ジダンの息子としても有名なルカは、世代別代表ではフランスを選択していた。しかしA代表はアルジェリアを選択し、10月の2026W杯アフリカ予選のウガンダ戦でデビューを果たしている。

まだ1番手を掴んだわけではないが、今大会は守護神候補と考えられてきたアレクシス・ゲンドゥーズが膝の負傷でメンバーから外れている。ゲンドゥーズはアフリカ・ネイションズカップ予選、W杯アフリカ予選の多くのゲームでアルジェリアのゴールを守ってきた選手だ。
これはルカにとってチャンスであり、独『Sport Bild』は他に招集されているGKアントニー・マンドレア、ウサマ・ベンボットを抑え、ルカが先発を任される可能性が高いと見ている。

アルジェリアは2026W杯出場権も手にしており、ルカが今大会でのアピールに成功した場合はW杯でのスタメン入りもあり得るだろう。偉大な父はフランスの英雄としてW杯を戦ったが、ルカもアルジェリアの守護神としてW杯の舞台に立つことになるかもしれない。

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