引退してから会社経営、タトゥーアーティスト、バー経営、そしてデンマーク代表のコーチに 元リヴァプールDFのセカンドキャリアが面白い

リヴァプールでプレイしてきたアッガー photo/Getty Images

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これほど多くのことにチャレンジしてきたアスリートも珍しいか

現役を退いた2016年より、なかなかにユニークな道を歩んできたのが元デンマーク代表DFダニエル・アッガーだ。

アッガーはリヴァプールでも長くプレイしたセンターバックだが、現役当時からセカンドキャリアへ色々と行動を起こしていたことでも有名だ。

今回英『Daily Mail』が40歳を迎えたアッガーのキャリアを振り返っているが、アッガーは2012年に兄のマルコとともに故郷のヴィズオウアで下水処理の会社『KioAgger(アッガー・トイレ)』を立ち上げた。自身もトラックを運転するなど、2022年にRecoverに売却するまで順調に経営を進めてきた。
さらに現役当時からタトゥー好きだったことでも有名で、『Tattood』というタトゥー会社に投資もおこなってきた。自身もタトゥーアーティストの資格を持ち、今では全身にタトゥーが刻まれている。

他にはコペンハーゲンで2つのバーを経営するなど、なかなかのやり手だ。現役当時は「こうしたビジネスに携わるのはエキサイティングだけど、今のところは余暇でやっているだけ。サッカーに影を落としたくないからね」と語っていたが、現役当時から動いてきた成果が今に繋がっていると言える。

2011年にはアッガー財団も設立し、この慈善団体は今も活動を続けている。入院している子供たちにプレゼントを贈るなど、困っている子供たちの支援がアッガー財団の活動だ。

サッカーでの活動も本格化してきた。2021年から2年間はデンマーク2部リーグに所属していたHBキューゲの監督を経験し、2024年からはデンマーク代表のアシスタントコーチも務めている。同メディアは引退してからこれほど多くのことにチャレンジした人物も珍しいかもしれないと取り上げているが、2016年に引退したアッガーはまだ40歳と若い。現役時代から色々な準備を進めてきたアッガーのキャリアこそスポーツ選手にとって理想的なものなのかもしれない。









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