フェイエノールト時代はゴールを量産出来ていたのに…… セリエA開幕から“8戦0ゴール”ともがくミランFWに厳しい視線

ミランでプレイするヒメネス photo/Getty Images

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3200万ユーロの価値はないと批判

果たしてミランにエースと呼べるアタッカーは出てくるのだろうか。昨季はシーズン途中の加入ながらセリエAで5ゴールを記録したものの、今季はここまで8戦0ゴールと苦戦しているのがFWサンティアゴ・ヒメネスだ。

ヒメネスはオランダのフェイエノールトで結果を出してきたメキシコ代表ストライカーであり、ミランは今年2月に3200万ユーロの移籍金で獲得している。

チームは今季よりマッシミリアーノ・アッレグリが指揮官に復帰しているが、センターフォワードの選択肢はあまり多くない。これまで左ウイングを主戦場にしてきたラファエル・レオン、同じく2列目をこなしてきたクリスティアン・プリシッチといった選手を2トップの一角に回すパターン、さらにチェルシーから加えたクリストファー・エンクンクはいるが、本格的なセンターフォワードと呼べる選手はヒメネスくらいだ。
ヒメネスにかかる期待は大きいが、今季はまだリーグ戦で得点がない。『Football Italia』は3200万ユーロに見合う働きが出来ていないと厳しい評価を下していて、フェイエノールト時代のようなゴール量産モードには入れていない。

アッレグリの復帰から守備はある程度計算できるようになっただけに、チャンスを確実に得点へ繋げてくれるストライカーが欲しい。ヒメネスも期待のかかる1人だが、ここまでは期待はずれか。



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