なぜ31歳DFルガーニはユヴェントスとの契約を延長することになったのか 目指す6度目のスクデット

ユヴェントスとの契約を延長したルガーニ photo/Getty Images

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今度は頼れるベテランとしてスクデットを

ユヴェントスで6度目のスクデットを手にすることは出来るだろうか。すっかり経験豊富なDFとなったのは、今月20日にクラブとの契約を2028年夏まで延長した31歳DFダニエレ・ルガーニだ。

ルガーニは2012年にエンポリからユヴェントスのU-19カテゴリーに加わり、2015-16シーズンよりチームのセリエA連覇を経験してきた。しかし当時はジョルジョ・キエッリーニやアンドレア・バルザッリ、レオナルド・ボヌッチのイタリア三銃士に加え、メディ・ベナティアなど優秀なDFがチームにいたこともあり、ルガーニは絶対の主力だったわけではない。

2020年からはレンヌ、カリアリ、昨季はアヤックスとレンタル移籍しており、チームの主力ではなくなっていた。しかし、ルガーニは今夏もユヴェントスに留まることになった。現在はブレーメルが離脱していることもあり、ルガーニはリーグ戦で2試合連続スタメン入りしている。
今夏にクラブを離れるプランもあったはずだが、なぜルガーニは契約を延長したのか。代理人のダヴィデ・トルキアは、ルガーニが6度目のスクデットに燃えていること、さらにクラブもルガーニの姿勢を評価していることが契約延長に繋がったと語っている。

「彼がさらに契約を2年更新することになったのは、彼のパフォーマンスだけでなく、彼の人間性やチームに与える要素が評価されたからだ。チームの新加入選手へのサポート、若手をチームに溶け込ませる努力、そしてこれまで通り積極的にプレイする姿勢が評価された。ダニエレの夢は、ユヴェントスで再びスクデットを手にすることにある。すでに5回の優勝を経験しているが、今度の優勝はさらに大きな価値を持つものとなるだろう」(『Calciomercato』より)。

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