ブライトンが待ち続けている三笘薫の復帰 左ウイングに三笘が戻らなければトップ6入りは難しいか「チームの回復には三笘が相手を苦しめることが重要」

10月から離脱が続いている三笘 photo/Getty Images

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何とか左ウイングの問題をカバーしてきたが……

9月末のチェルシー戦を最後に、負傷離脱が続いているブライトン所属の日本代表FW三笘薫。当初の想定より離脱期間が長引いているが、いつ三笘は戻ってきてくれるのか。

『The Athletic』は「ブライトンはチームの主力選手が売却されたり、負傷した場合でも常に上手く対処してきたが、今は三笘不在の影響が出始めている」と取り上げていて、三笘の復帰がチームの浮上に欠かせないとの見方を示している。

三笘は左ウイングに入る選手だが、指揮官ファビアン・ヒュルツェラーは三笘の離脱から複数の選手を左サイドへ回して対応してきた。右サイドを本職とするヤンクバ・ミンテを回したり、中央でもプレイするディエゴ・ゴメスが左ウイングで活躍することもあった。
さらに最近では、今夏チームに加わったDFマキシム・デ・クーバーを左ウイングへ入れることもある。クーパーは左サイドバックを担当してきた選手だが、クーパーを左ウイング、左サイドバックにフェルディ・カディオグルを回すパターンを採用している。

他にもヒュルツェラーを悩ませる要素はある。今夏にFWジョアン・ペドロをチェルシーへ売却したこと、その穴を埋めることが期待されていたFWジョルジニオ・ルターや、中盤で注目を集めてきたカルロス・バレバの調子が今ひとつ上がらないことも問題だ。

その状況でリーグ8位につけているのは悪くない結果と言えるが、トップ6に食い込むには物足りない。攻撃陣に関しては、やはり三笘の復帰が欠かせない。

同メディアは「夏に獲得したトミー・ワトソンは三笘の長期的な代役候補だが、こちらも怪我の影響で出遅れている。ヒュルツェラー率いるチームの回復には、三笘が早く復帰し、相手チームを苦しめることが何より重要なのだ」と三笘の復帰を待っている。

W杯イヤーへ復帰を焦りすぎるべきではないかもしれないが、ブライトンとしては三笘を早く左サイドに組み込みたいはずだ。

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