インテル移籍で3冠達成も、レアルを離れたくはなかった C・ロナウド、カカーらに押し出される格好となったスナイデルの思い

インテルで大きな成功を収めたスナイデル photo/Getty Images

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レアルでのプレイは2年で終了

2009年、レアル・マドリードは大改革へと動いた。FWクリスティアーノ・ロナウド、カカー、カリム・ベンゼマ、MFシャビ・アロンソらスーパースターを次々と獲得。

ロナウドたちはその後クラブに大きな成功をもたらしたが、彼ら豪華新戦力に押し出される形でレアルを離れることになった選手もいた。その一人がレアルからインテルへと向かった元オランダ代表MFウェズレイ・スナイデルだ。

スナイデルは2007年からレアルでプレイしていたが、2009年の夏にインテルへと移籍。今回スペイン『MARCA』のインタビューに答えたスナイデルは、当時レアルを離れたくなかったと振り返っている。
「最初の1年目は素晴らしかったが、2年目はプライベートな問題もあって苦しいものになった。そうしたトラブルがなければ、あのままマドリーにいたかもしれないね。もう少し長くプレイできたかもしれない。マドリーを離れたくなかったからだ。マドリーを離れたい選手なんていない。カカーやベンゼマ、クリスティアーノといった素晴らしい選手たちが加入し、他の選手たちがポジションを空ける必要に迫られた。私もその一人だったし、ロッベンだってそうだ」

「その1年後にはCL決勝を戦うためにベルナベウに戻ることになったけど、マドリーに残っていたらもっと多くのCLタイトルを獲得できたかもしれない。クラブを去るのは嫌だったが、全てのことには理由がある」

スナイデルは2009-10シーズンにインテルで3冠を達成することになり、結果的にインテルへの移籍は大成功だった。しかし本人の中では、レアル退団に納得できないところもあったようだ。



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