直近2試合は“心臓に悪すぎる”展開に フラムに辛勝で連勝果たすも懸念されるペップ・シティのメンタリティ 「明らかに自信を失っている」

マンCの指揮官ペップ photo/Getty Images

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4点のリードから1点差に

プレミアリーグ第14節でフラムと対戦し、5-4の勝利を果たしたマンチェスター・シティ。合計9ゴールが生まれた撃ち合いを最終的には制したが、前節と同様の守備の脆さを露呈した。

シティはアーリング・ハーランド、タイアニ・ラインデルス、フィル・フォーデンのゴールで前半に3点を奪う最高の出来を見せたが、前半ATに1点を返され、2点差に折り返すことに。それでも後半開始早々にまたしてもフォーデンがゴールを奪い、再び3点差に。そして54分にはジェレミー・ドクのシュートが相手に当たり、ネットを揺らし、リードを4点に広げた。

試合は決まったかと思われたが、ホームサポーターの声援を受けたフラムがここから怒涛の反撃を見せ、78分までに3点を奪った。1点差にまで詰め寄られたシティは防戦一方となり、同点に追いつかれるのは時間の問題かのように思われた。
ジョシュ・キングのシュートをギリギリでヨシュコ・グヴァルディオルがクリアするなど、なんとか最後の1点を守り切ったシティだが、課題が残る試合に。前節のリーズ戦(3-2)でも2点差を追いつかれるなど、心臓に悪い試合が続いている。

そんななか、英『Sky Sports』は以前のような守備の堅さは今のシティにはないと主張したが、同時にメンタリティの部分も足りていないと指摘した。

「リーズ戦では2点のリードを、そして今回はほぼ4点の優位をふいにした。明らかに自信を失っているシティは、2年前の堅実なシティとは雲泥の差だ。これは同じチームではないが、メンタリティはそれに近づかねばならない。さもなければ、シティが必要とする特性を示すアーセナルを追い抜く望みは叶わないだろう」

リーズ戦もフラム戦も勝ち点3を獲得できてはいるが、リードした後の試合運びに懸念が生じているシティ。12月はまだ6試合を残しており、ハードな1ヶ月となるが、この課題をいち早く解決できるか。


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