このままでは「スターリング2.0」に? 今夏アーセナル加入もプレミアでの出場が“14分”に留まる31歳MFの現状

出番が回ってこないノアゴー photo/Getty Images

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怪我で出遅れたのが影響か

今節のアストン・ヴィラ戦こそ1-2で負けてしまったものの、今シーズンのアーセナルは素晴らしいパフォーマンスを見せており、悲願のタイトルへの期待も高まっている。

ここ数年積極的な補強を繰り返し、戦力アップを図ってきたアーセナルは今夏も多くの選手を迎え入れた。早々にフィットしたエベレチ・エゼやマルティン・スビメンディなどをはじめ、多くの新戦力がその才能をミケル・アルテタのチームで発揮しているなか、苦戦を強いられているのが31歳MFクリスティアン・ノアゴーだ。

今夏ブレントフォードから加入した同選手は開幕前に膝に軽い怪我を負った関係で新天地でのスタートに出遅れた。復帰後はCLやカラバオカップでは出場しているが、リーグ戦では2試合しか出ておらず、プレイタイムは14分のみ。ベンチを温め続けている。
そんななか、英『FOOTBALLFANCAST』はノアゴーの現状を「スターリング2.0」と表現し、「ベルタの失敗作は、もうアーセナルで成功する見込みがなさそうだ」と辛辣な見出しをつけている。

デクラン・ライスやスビメンディがいるため、同選手は彼らのバックアッパー的な役割だが、それにしても出場機会が少なすぎると同メディアは考えている。そんなノアゴーが、昨シーズンチェルシーからレンタル移籍でやってきたものの、公式戦28試合で1ゴール5アシストしか残せなかったラヒーム・スターリングのような失敗作になるのではないかと懸念しているようだ。

同メディアはノアゴーのアーセナルでの立ち位置を「奇妙な状況」と綴っており、アルテタがあまり信頼していないのではないかと主張。さらにアーセナルでのキャリアは短いものになるとの見方を示した。

アルテタのスタイルにまだ適応できていないのかもしれないが、ノアゴーの広範囲をカバーできる守備力やボール奪取能力はブレントフォード時代に証明されており、アーセナルでも見たいところ。

フル稼働続くライスやスビメンディらを休ませる意味でももう少しノアゴーに出場時間を与えてもいいように思えるが、アルテタは起用するだろうか。

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