プレミアリーグで苦戦するブンデスリーガ出身選手 ティエリー・アンリ氏は「彼らに疑問を抱いている」と告白

リヴァプールのフロリアン・ヴィルツ photo/Getty Images

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期待通りの結果を出せず

今年夏、ブンデスリーガから多くの選手がプレミアリーグのクラブに移籍したことは、ドイツをはじめ多くの国々で話題となった。しかし、その移籍を決断した全員が期待通りの活躍を見せているとは言い難い。

例えばリヴァプールが巨費を投じて獲得したフロリアン・ヴィルツは、プレミアリーグではいまだノーゴールノーアシスト。ヒューゴ・エキティケは開幕から2試合連続ゴールと好調な出だしだったが、気がつけば9月20日(現地時間)のエヴァートン以降リーグ戦でのゴールがない。また、ライプツィヒからトッテナムに加入したシャビ・シモンズも、今シーズンのプレミアリーグではいまだノーゴールと結果を出せずにいる。

こうした中、アーセナルやフランス代表で活躍したティエリー・アンリ氏はイギリスメディア『Sky Sports』に出演した際にヴィルツらの現状について話題が及ぶと、以下のように語った。
「私はブンデスリーガ出身の選手に対しては常に疑問を抱いている。彼らがブンデスリーガ以外のリーグでは活躍できないとは言わない。ただし、プレミアリーグでは彼らのテンポに対応できる選手達と対戦することになるから、その中で活躍するのは本当に難しい」

アンリ氏が言うように、クリストファー・エンクンクやティモ・ヴェルナー、ジェイドン・サンチョなどプレミアリーグで期待通りのパフォーマンスを発揮できなかったブンデスリーガ出身の選手はこれまでにもいた。ニューカッスルのニック・ヴォルテマーデは、加入1年目にして今シーズンのプレミアリーグで既に9試合に出場して4ゴールを決めているが、彼のような存在はむしろ稀なケースかもしれない。

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