ブンデス屈指の守護神となりつつあるブレーメンGK長田澪 同僚の菅原も「レジェンド級のGKになれる」と絶賛

ブレーメンの長田澪 photo/Getty Images

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21歳の日独ハーフGK

ブレーメンの長田澪がブンデスリーガで急速に存在感を増しつつある。ドイツのデータ分析会社『Sportec Solutions』が公表したデータによれば、同選手のブンデスリーガ直近5試合でのシュートストップ率は81%でリーグトップ、また、クロスボールのキャッチでも21回でリーグ1位になっている。

長田は、23日(現地時間)に行われたブンデスリーガ第11節ライプツィヒ戦でも60分以降に2失点を許したものの再三にわたって好守を連発。そのためドイツのサッカー雑誌『Kicker』は、6段階評価(1が最高、6が最低)の採点で2.0という負けたチームのゴールキーパーに対しては異例とも言える高評価を長田に下し、週間ベストイレブンにも選出している。

長田の活躍に対しては、チーム内からも称賛の声が相次いでいる。日本代表DF菅原由勢は、ドイツ紙『Weserkurier』の取材に応じ、長田について「まだ21歳だけど、とても自信を持ってプレイしているし、パフォーマンスは常に良い。僕の中では既にドイツで最高のゴールキーパーの一人。いつかレジェンド級のゴールキーパーになれるポテンシャルがある」とコメント。また、ホルスト・シュテッフェン監督も「短い期間で素晴らしい成長を遂げた」と語っている。
ブンデスリーガではミオ・バックハウスという名前で登録している長田は、ドイツ人の父と日本人の母を持つ日独ハーフ。川崎フロンターレの下部組織に在籍していた2018年に渡独してブレーメンの下部組織に加入し、ドイツの世代別代表にも選出されるなどドイツで着実にゴールキーパーとして成長してきた。

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