本来なら今も三笘薫とウイングコンビを形成できていたはず 昨季は239分、今季はまだプレイ出来ていないブライトンのベテラン戦士が忘れられつつある

ブライトンで長くプレイしてきたマーチ photo/Getty Images

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膝の怪我で離脱が続く

今季のプレミアリーグも中盤戦に突入しようとしているが、ここまで全くプレイできていない選手もいる。怪我での離脱が続いている者、単純にクラブの構想から外れている者まで様々だが、今回英『The Guardian』がそうした選手にスポットを当てている。

その1人として紹介されたのがブライトンMFソリー・マーチ(31)だ。ブライトンのウイングでは日本代表FW三笘薫も今季途中より負傷離脱中で、回復に時間がかかっている。

マーチは三笘と逆の右ウイングに入れる選手で、高精度な左足を備えたチャンスメイカーだ。ブライトンでも通算296試合をこなしてきた生え抜き選手であり、本来は若手たちを引っ張るリーダー的存在としての働きが期待されていた。
しかしマーチは慢性的に膝に問題を抱えており、昨季も膝の怪我が原因で239分しかプレイ出来ていない。昨季終盤には膝の手術に踏み切り、今はリハビリの最中だ。リーグ戦最後の出場は今年4月のウェストハム戦となっていて、このウェストハム戦は実に533日ぶりの先発出場だった。

現在は年明けの復帰を目指しているが、膝の状態が元通りになるかは分からない。最近のブライトンでは若いディエゴ・ゴメスやヤンクバ・ミンテといった選手がウイングに入っているが、コンディションが良ければ三笘&マーチがウイングに入るパターンもあっただろう。

同メディアは怪我が原因でマーチが静かに忘れられていっていると取り上げているが、ブライトンの浮上へ早く戻ってきてほしい選手の1人だ。



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