アーセナルは今節のトッテナム戦を皮切りにバイエルン、チェルシーというビッグマッチ3連戦を迎える。
しかし、この大一番でアーセナルは守備の要であり、CKの得点源でもあるガブリエウ・マガリャンイスを欠くことに。11月のブラジル代表の試合で同選手は負傷し、しばらく戦線を離れることになった。
以前までのアーセナルであれば、ガブリエウの負傷離脱はチームにとって致命的なものとなったが、クラブOBのナチョ・モンレアルは同選手不在でも才能溢れる若きDFがいると主張し、クリスティアン・モスケラ(21)の才能を絶賛した。
「ガブリエウはアーセナルにとって非常に重要な選手だから、不在は大きな損失だ。まず第一に、彼は優れたディフェンダーだが、セットプレイから多くのゴールを決めている。彼は離脱したから、おそらくモスケラが出場するだろう。シーズン序盤にウィリアム・サリバが負傷した時、モスケラが代役を務めたし、いいプレイをしていたからね」
「モスケラについて最も驚くべきことは、彼の成績やあらゆる情報をチェックしたところ、まだたったの21歳だってことだ!火曜日にU-21スペイン代表でプレイする彼を見ていたんだが、まるで4年も見てきたような気がした。まだ21歳なんだ」
「もちろん、彼はバルセロナやレアル・マドリードでプレイできるレベルを持っている。だが、彼らのメンバーを見れば分かるように、彼らにもトップクラスのセンターバックがいる」
「アーセナルは彼を1500万ユーロで獲得するチャンスがあった。21歳の代表選手としては安い金額だ。バルセロナやレアル・マドリードはなぜ彼を獲得しなかったのか?正直なところ、本当のことは私にもわからない。だがアーセナルがあの金額で彼を獲得できたのは非常に良かった」(英『Football.London』より)
モスケラはここまでアーセナルで公式戦12試合に出場しているが、見せているパフォーマンスは高評価で、モンレアルはガブリエウ不在の穴を埋める存在になると期待を寄せている。
ガブリエウ不在の中でのビッグマッチ3連戦はアーセナルにとって試練の一つとなるが、期待が大きいモスケラは存在感を示せるか、注目だ。