元日本代表MFが契約満了で岩手を退団 JFLで過ごした日々に「数ヶ月間すごく幸せでした」

日本代表でもプレイした小林 photo/Getty Images

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JFLで奮闘

いわてグルージャ盛岡は、元日本代表MFの小林祐希選手との契約が満了し、来シーズンの契約を更新しないことを公式サイトで発表した。33歳の小林選手は、2025シーズンにいわてグルージャ盛岡でプレイしていたが、クラブは戦力の入れ替えを図るため、退団が決定した。

小林は、東京ヴェルディの下部組織出身で、トップチームに昇格後、主力として活躍。オランダのSCヘーレンフェーンやベルギー、カタール、さらには韓国のクラブでキャリアを積んできた。その経験豊富な元代表MFは、今シーズン、JFLの舞台で23試合に出場し5ゴールを記録するなど、チームに貢献していた。

クラブからの退団発表を受け、小林はサポーターへ向けてコメントを発表。「応援ありがとうございました。目標は達成出来ませんでしたが、岩手でプレーした数ヶ月間すごく幸せでした。楽しかったです」と、短いながらも充実した日々を振り返った。そして、「最後の1試合、みんなで楽しみましょう」と、最終戦への意気込みを語っている。
小林の退団は、来シーズンに向けていわてグルージャ盛岡が本格的なチームの再構築に乗り出すサインと見られる。これまでに計17人の引退と退団が決まっている岩手。今後どのようにチームを作り直すのか、注目が集まる。

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