ミランは“40歳”のモドリッチを稼働させすぎている 開幕から全試合先発、途中交代は2回だけと早くも進む中盤でのモドリッチ依存

ミランに加わったモドリッチ photo/Getty Images

続きを見る

ここまで989分間プレイしている

今夏にレアル・マドリードを離れ、ミランへと加入したMFルカ・モドリッチ。その影響力は絶大なものがあり、開幕からモドリッチはミランの中盤の支配者となっている。

ただ、鉄人と言われてきたモドリッチも40歳だ。ミランはモドリッチの疲労を上手くコントロールしていく必要がある。

伊『Calciomercato』もその部分を心配していて、モドリッチは先日行われたセリエA第11節・パルマ戦にもフル出場。今季トータルでは989分間プレイしていることになり、フィールドプレイヤーではMFアレクシス・サレマーカーズ(1095分)、DFストラヒニャ・パブロビッチ(1092分)、DFマッテオ・ガッビア(1080分)、MFユスフ・フォファナ(1041分)に次いでチーム5番目に多いプレイタイムとなっている。
ここまで11試合全てに先発し、途中交代したのは74分で下がった開幕節のクレモネーゼ戦、81分で下がったウディネーゼ戦のみ。指揮官マッシミリアーノ・アッレグリはどこかでモドリッチを休ませるべきか。

同メディアも「モドリッチはが11試合連続で先発した最後のシーズンはレアル時代の2020-21シーズンだったが、その時も常にフル出場だったわけではない。40歳になったモドリッチのコンディションを管理することは、彼の素晴らしいゲームメイクを活かすうえで非常に重要となる」と伝えていて、後半戦にガス欠が起きないよう注意が必要だ。

加えて現在ミランでは開幕からモドリッチと良い連携を見せていたMFアドリアン・ラビオが離脱しており、モドリッチへの負担が増している。同メディアは対戦相手がモドリッチを集中的にマークするようになっていて、余計にモドリッチの負担が増えていると心配している。

現在3位につけるミランが優勝争いに絡んでいくにはモドリッチの活躍が欠かせないが、どこかでローテーションしていく必要がありそうだ。



記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.310 新生レアル徹底解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ