サラーのクリスマス投稿に一部イスラム教徒が反発「それは大きな罪だ」「神を畏れなさい」

イスラム教徒であるサラー Photo/Getty Images

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毎年クリスマスに投稿を行うサラー

現在エジプト代表としてアフリカ・ネーションズカップに参加しているリヴァプールFWモハメド・サラーのInstagram投稿が、物議を醸しているようだ。

サラーはふたりの娘がクリスマスツリーと一緒に写っている1枚の写真を投稿。#MerryChristmasとタグをつけた。この投稿には90万件を超える「いいね!」が集まったが、一部で反発も招いてしまっているようだ。

『Daily Mail』は、一部のイスラム教徒がムスリムであるはずのサラーがクリスマスを祝う投稿をしたことに対して抗議していると報じている。サラーの投稿には、同じムスリムと思われる人々からの怒りのコメントもみられる。
「私たちの信仰では禁じられているこの祭りをあなたがたは祝わないだろうと思っていました」

「このツイートのあと、もうあなたをロールモデルとみなすことができなくなりました。あなたは私の心を打ち砕きました。このツイートを削除しないなら、フォローを解除します」

「兄弟よ、あなた自身のために神を畏れなさい。あなたはイスラム教徒であり、何百万もの人々があなたに従い、あなたを愛している。そのほとんどはイスラム教徒であり、若者です。彼らはあなたの行為を些細なこととみなすだろうが、それは大きな罪であり、イスラム教徒には関係のないことなのです」

サラーは毎年のようにクリスマスに投稿を行なっており、昨年も家族と一緒にいる写真をシェアしていた。イスラム教ではクリスマスを祝日として祝うことはないが、ムスリムのなかにもイベントとしてクリスマスを楽しむ者も多い。サラーを非難する投稿ばかりではなく「私たちが違いを認めれば、世界はより良い場所になるでしょう」と投稿した人もいた。


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