アーセナルは4つのコンペティションを戦い抜けるのか これから36日間で11試合、サリバはタイトル枯渇を終わらせると語る

アーセナルのサリバ Photo/Getty Images

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カラバオカップも勝ち残った

アーセナルはカラバオカップ準々決勝でPK戦の末に辛くもクリスタル・パレスを破り、チェルシーが待つ準決勝にコマを進めた。

今季は4つのコンペティションを戦うアーセナル。プレミアリーグ、チャンピオンズリーグでは首位であり、さらに年明けからはFAカップの戦いも始まる。ここ数試合はパフォーマンスの低下もみられ、疲労が心配されるが、DFウィリアム・サリバは今季こそタイトルを獲得すると意気込んでいる。『Daily Mail』がコメントを伝えた。

「僕らは過去3シーズン、プレミアリーグで優勝争いに加わり、昨季はチャンピオンズリーグとカラバオカップで準決勝に進出した。僕らはどの大会でも勝てるとわかっているけど、それをピッチで証明し、今からトロフィーを勝ち取り始めなければならない」
カラバオカップに勝ち残ったことにより、アーセナルはこれから36日間で11試合の過密日程を戦うことになる。カラバオカップ準決勝は2試合あるため、2月半ばまで完全に週2ペースでの戦いが続くことになった。しかしサリバは「試合数が多いということは、それだけ良い仕事をしているということ」だと語った。

「僕らはあらゆる大会に出場していて、どの大会でも勝ちたいと思っている。このまま進み続けなければならない。あと少しで優勝できるとわかっている。昨季の教訓から学ばなければね。雰囲気は良いけど、まだ12月だし、サッカーでは物事が急に変わる可能性があることは承知している」

「集中力を保って、自分たちを信じ続けないといけない。努力を続けなければいけない。重要なのはトロフィーを手にした最後の瞬間であって、それより前ではない。キャリアの終わりに、僕らはトロフィーの数を数えるんだ」

アーセナルは2020年のFAカップ優勝以来、タイトルから遠ざかっている。その決勝戦でスタメン出場した選手たちは、今はひとりも残っていない。アーセナルが真の意味で進化を遂げるためにはタイトルは不可欠だが、怪我人も重なるなか、4つのコンペティションをどこまで戦い抜けるか。


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