飼い主は叔父と叔母!? ブラジルで衝撃の事故 若きストライカーが牛と衝突し死亡 

ブラジルでプレイするサッカー選手ならば一度は夢見るであろうセレソンの舞台 photo/Getty Images

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運転免許を持っていなかった

ブラジルで将来を嘱望された20歳の若きストライカーが亡くなる事故が起きた。

英『DAILY STAR』によると、この事故が起きたのはブラジル・ピアウイ州アウトス。過去にブラジル・セリエAにも参戦したことのある地元クラブ、ピアウイ・エスポルテ・クラブのU-20チームでプレイしていたアントニー・イラノさんはその日、父親の誕生日パーティから帰宅する途中だった。早朝にバイクを運転していると、道路を横切る牛に衝突。衝撃でバイクから投げ出されたイラノさんは地面に激しく叩きつけられ、その場で息を引き取ったという。

そしてその後、警察が事故の調査を進めていく上で衝撃の事実が判明する。牛の飼い主が彼の叔父と叔母だったのだ。その日、牛たちは囲いから脱走していた模様。以前にも脱走したことがあったため、飼い主の叔父と叔母は「過失致死罪」で起訴される可能性があるようだ。ただ一方で、警察はイラノさんが事故当時にヘルメットを着用しておらず、運転免許も持っていなかったことも明らかにしている。
過去にアウトスとフルミネンセPIでプレイした際には、2024年と2025年にはピアウイ州選手権の優勝メンバーでもあったイラノさん。地元では最も才能のある選手のひとりと言われていたという。才能あふれる選手が若くして命を失う悲しい事故ではあるが、サッカー同様にピッチ外でもしっかりルールを守っていれば、もしかしたら最悪の事態だけは防げていたかもしれない。

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