サンチョはアストン・ヴィラで輝けるのか!? 元ドルトムント指揮官が明かす“能力を最大限に引き出す方法” 「ジェイドンの場合、最も重要なのは…」

アストン・ヴィラへレンタル移籍中のサンチョ photo/Getty Images

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ここまでは8試合でゴール、アシストなし

元ドルトムントの指揮官エディン・テルジッチ氏は教え子であるジェイドン・サンチョ(25)の能力を最大限引き出す方法を明かした。

サンチョは今シーズン、マンチェスター・ユナイテッドからアストン・ヴィラへレンタル移籍を果たしているが、ここまでは公式戦8試合の出場でゴールもアシストも記録できていない。コンディションの問題からプレイタイムも336分と限られている。

ここまではヴィラで期待に応えるパフォーマンスを残せていないサンチョ。ポテンシャルは確かな選手だが、ここ数シーズンは思うようなキャリアを送れていない状況が続いている。
ヴィラの指揮官ウナイ・エメリは「彼をベストの状態に戻すことが私の目標だ」とサンチョの再起を手助けすると誓っているなか、テルジッチ氏はどのようにすればサンチョが輝けるかを『Sky Sports』のインタビューにて明かした。

「まず第一に、ジェイドンは特別な選手だ。なぜかって?試合が75分を経過して0-0の時、彼にボールを持たせたいと思うだろう。なぜなら、彼が何か特別なことを起こすと分かっているからだ」

「特別なことを期待するなら、彼にも特別な扱いをする必要がある。そしてジェイドンの場合、最も重要なのは…彼をジュード(ベリンガム)と比べた場合、ジュードには常にハングリー精神を持たせ、ジェイドンには笑顔を絶やさないようにすることだ」

「ジェイドンの内なる子供の喜びに語りかければ、彼の最高の部分を引き出せる。彼が笑っていれば、彼は違いを生み出すだろう。それは、ジェイドンのプロフェッショナルな面と子供らしい面の両方を織り交ぜた話なんだ」

テルジッチ氏はサンチョがパフォーマンスを最大限に発揮するには、同選手が笑顔でプレイできるような環境づくりが必要だと語り、特別扱いをした方がいいとアドバイスした。

ヴィラでのスタートは厳しいものになったが、サンチョはエメリの下で復活を遂げるのか、注目だ。


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