ストラスブールでのブレイクからオランダ代表へ チェルシー入り内定している196cmの大型FWが貴重なオプションになる

デパイとの交代でピッチに入るエメガ(左) photo/Getty Images

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デパイとはタイプが異なる

今のオランダ代表は守備陣こそ豪華だが、前線のタレントが不足気味だ。2026ワールドカップ本番へ攻撃のカードを増やしていきたいところで、楽しみな戦力の1人に仏のストラスブールでプレイする196cmの大型FWエマニュエル・エメガが挙げられる。

22歳のエメガは14日に行われた欧州予選・ポーランド戦の後半アディショナルタイムから出場し、代表デビューを飾った。ストラスブールでの実績も十分で、昨季はリーグ・アンで14ゴール3アシスト、今季も4ゴール2アシストを記録。

すでにチェルシー移籍が内定していて、来夏にチェルシーへ合流する予定だ。196cmのサイズも魅力的で、W杯のような短期決戦では流れを変える大型ストライカーが1枚いれば心強い。
『Ziggo Sport』によると、エメガも代表でプレイするのが夢だったと今回のデビューを振り返る。

「シュトゥルム・グラーツでプレイしていた頃から、オランダA代表は僕の夢だった。今季は怪我明けだったし、出場できるとは思っていなかった。とても誇りに思う。W杯にも出場したいね」

欧州予選でグループGに入るオランダは14日のポーランド戦を1-1のドローで終えており、まだW杯出場が決まったわけではない。しかし現在首位に立ち、2位ポーランドとは勝ち点差3、得失点差13の差をつけている。17日には最終節でホームにリトアニアを迎える予定で、出場はほぼ決定的だ。

前線ではオランダ代表歴代最多得点記録を塗り替えたメンフィス・デパイが君臨しており、監督ロナルド・クーマンからの信頼も厚い。おそらくはデパイがW杯でも1番手となるはずだが、タイプの異なるエメガも試合途中から流れを変えるジョーカーとして戦力になりそうだ。



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