浦和レッズは16日、FWチアゴ・サンタナ(32)とDFマリウス・ホイブラーテン(30)との契約満了を発表し、今季限りで退団することを報じた。
ブラジル出身のサンタナは2024シーズン、清水エスパルスから浦和に加入。1年目はリーグ戦36試合に出場し12ゴールを残すなど攻撃を牽引した。しかし、今シーズンは怪我で離脱していた期間もあって、ここまでリーグ戦では17試合で4ゴールという結果に留まっている。
そしてノルウェー出身のホイブラーテンは2023シーズンにFKボデ・グリムトから浦和に加入。浦和のディフェンスラインを支える1人として3シーズン連続で30試合以上稼働し、J1では通算104試合に出場している。
浦和はリーグ戦残り2試合を残して現在9位。後半戦で失速し、その後上位についていくことができなかった。残り2試合、浦和はアウェイでファジアーノ岡山と対戦し、最終節はホームに川崎フロンターレを迎える。
以下が、サンタナとホイブラーテンが公式サイトに語ったコメント
チアゴ・サンタナ
「浦和レッズに関わる全てのみなさま。2年間共に闘っていただき、ありがとうございました。新しい挑戦に向かいます。引き続き応援よろしくお願いします」
マリウス・ホイブラーテン
「親愛なる浦和レッズファミリーのみなさんへ。ここでの時間が終わりを迎えるにあたり、心からの感謝をお伝えしたいと思います。この3年間、浦和レッズのためにプレイできたことは、名誉であり、光栄なことでした」
「ここに来た初日から、このクラブが特別だと思える情熱や誇り、そして大きなサポートを強く感じていました。共にACLで優勝したことは、私のキャリアの中で最も大きなハイライトのひとつとして、いつまでも心に残るでしょう。その瞬間をチームメート、そしてスタンドにいたみなさんと分かち合えたことは、決して忘れません」
「そして、ファン・サポーターのみなさんへ。あなたたちの力強さも、声援も、支えてくれる気持ちも、言葉では言い表せないほど大きな存在でした。あなたたちは毎試合、私の背中を押してくれ、埼玉スタジアムでの全ての瞬間を忘れられないものにしてくれました。浦和レッズは、これからもずっと私の心の中にあります。全てに感謝しています」