「リヴァプールへの移籍はまったく後悔していない」 ヴィルツの父が息子の心境を明かす

リヴァプールのヴィルツ photo/Getty Images

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ヴィルツの父であり、代理人でもある

今夏の移籍市場では4億5120万ポンド(約897億円)を投じ、フロリアン・ヴィルツら実力者を獲得したリヴァプール。新シーズンのプレミアリーグでは開幕から5連勝を成し遂げ、昨季に続く優勝が期待された。

しかし、プレミア第6節クリスタル・パレス戦に敗れると、一気に崩壊。そこからは負けが続き、第11節終了時点で首位アーセナルとの勝ち点差は8ポイントにまで広がっている。

好調時にはこの大型補強に対する批判は少なかったが、負けが続くようになると、批判は新戦力に向けられることに。
前述したヴィルツはドイツのレヴァークーゼンで活躍し、今夏リヴァプールだけでなくレアル・マドリードやマンチェスター・シティといったほとんどのビッグクラブが獲得に興味を示した。リヴァプールはこの争奪戦を制し、背番号7を与えている。

しかし、ヴィルツは初のプレミアに苦戦している。チーム状況の不安定さもあるが、ここまでの公式戦16試合ではわずか3アシストのみ。未だ得点はなく、1億1600万ポンドという移籍金の高さから批判の的になってしまっている。

『Liverpool Echo』ではヴィルツの実の父親であり、代理人でもあるハンス氏が、息子はこのリヴァプール移籍を後悔していないと周囲からの批判に本音を語った。

「フロリアンは新しい環境で自分の実力を証明したいと思っている。シーズンはまだ3分の1にも満たない。今のところ予想通りだ。移籍金は関係ない、新チームに適応している最中だ。スタッツをみれば彼がチームに貢献していることがわかる。ゴールとアシストがないだけだ」

「フロリアンは意識的に、さらに優れた選手になるために新たな一歩を踏み出した。彼はこのことをまったく後悔していない。彼はリヴァプールで順調にやっている。毎回のトレーニングを楽しみにしていて、チームに馴染んでいる」

リヴァプールは代表ウィーク明けにノッティンガム・フォレストとの代表戦が予定されているが、ヴィルツは待望の初ゴールを記録することができるのだろうか。

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