ギェケレシュは体格のわりにフィジカルが弱い!? 「1対1で勝つのをほとんど見たことがない」

PKで決勝点を決めたギェケレシュ Photo/Getty Images

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エヴァートン戦では決勝点を挙げたが

アーセナルは第17節エヴァートン戦を1-0と勝利、首位を死守することに成功した。決勝点を挙げたのはFWヴィクトル・ギェケレシュだ。

PKではあったが、今季5ゴール目を記録したギェケレシュ。主将のマルティン・ウーデゴーがギェケレシュにボールを渡したことからも、彼にゴールを決めてもらうことで調子を上げてほしいという意図が見てとれた。

期待されたよりは少ないものの、チームのトップスコアラーであることには違いないギェケレシュ。彼の働きには賛否両論あるが、リヴァプールやトッテナムでMFとして活躍したジェイミー・レドナップ氏は十分でないと感じているようだ。『sky sports』で次のように語った。
「彼はまあまあよくやった。今のところは苦戦しているが、トップレベルでは苦労している。今季5ゴール目だ。彼は以前にもイングランドリーグにいたことがあるので、こんなはずではなかったのだが、彼はフィジカル面でかなり苦労しているようだ」

「彼はとても大きな男なので、肉体的に相手を圧倒できると思っていたのに、1対1の決闘で彼が勝つのをほとんど見たことがない」

「彼は苦労している。もう少し自信を持つ必要がある。彼はベルカンプのようにボールを運び、相手を翻弄し、巧みなパスを繋ぐような選手にはなれない。彼はゴールを決め、決定的な瞬間を作り、そして願わくば勝利をつかむ、まさに破城槌のような選手だ。今夜の試合は確かに彼が勝ったといえるかもしれないが、それはPKによる勝利だった。彼にはビッグゲームで勝敗を分けるような、本当に重要なゴールで勝利する姿を見たいものだ」

PKを決めたものの、この試合でもギェケレシュはジェイムズ・タルコフスキを相手に苦労していた。体を張ってボールを収めることができるが、倒されるような場面も目立つ。エヴァートン戦では地上戦デュエルは7回中2回、空中戦デュエルは4回中1回しか勝利していない(データは『Sofascore』より)。

プレミアリーグのDFたちのレベルが高いというのもあるが、レドナップ氏の目には物足りないと映っているようだ。

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