FCソウル退団のリンガード、韓国移籍の経緯とそこでの経験を語る「生きたタコも食べてみたんだ」

リンガードはFCソウルでの挑戦を終えた Photo/Getty Images

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これからの挑戦も語った

KリーグのFCソウルを退団することを発表した元イングランド代表MFジェシー・リンガード。2024年の冬から在籍したチームでの旅はひとまず終わりになったが、同選手は韓国で得た経験と、韓国への移籍を決意した経緯を語った。『The Guardian』が報じている。

リンガードはソウルの人々の反応が大好きだったようだ。「いつも『おお!』って感じだよ」「みんな、すごくびっくりするんだ。それから『リンガード、リンガード』って声をかけてきて、写真を撮ってくれたりするんだ」

常に勝利を期待されているFCソウルでは厳しい反応もあり、それはマンチェスター・ユナイテッドを思い出させるものだったという。しかしリンガードは韓国の人々と交流し、文化を吸収しようと努めたようだ。「食べ物も全然違うからね。生きたタコも食べてみたんだ。動いていた。最初は怖かったけど、大丈夫だったよ」。
最初は戸惑いもあったという。リンガードは韓国移籍の経緯について次のように語った。

「最初はショックだった。ソウルのことなんて何も知らなかった。でも考えてみると、マンチェスターの喧騒から逃れてリセットできるチャンスかもしれないと思ったんだ。マンチェスターには、気を散らすものがたくさんある。ついつい外出したり、そういうことに巻き込まれてしまう。僕はとにかくそこから抜け出して、サッカーに真剣に取り組みたかったんだよ」

韓国での挑戦を終えたリンガードはひとまず故郷のウェリントンに戻り、家族とクリスマスを楽しんだあと、新たな挑戦を行うつもりだ。「ヨーロッパ、サウジアラビア、UAE……」と彼は語った。どんな挑戦になるか、それはオープンだという。

リンガードの新天地はどこになるのか、期待して待ちたい。


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