「ブラジル相手に無気力だった韓国とはまったく違う」 歴史的勝利の日本に韓国メディアは母国の代表と比較

ブラジルに勝利した日本 photo/Getty Images

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逆転に成功した日本

14日、日本代表はブラジル代表との親善試合に臨んだ。

日本は2026年のW杯に向けたアジア予選以降、3試合の親善試合を戦っているが、2分1敗と白星がない状況。

一方のブラジルは9月にボリビアに敗れたものの、直近4試合では3勝1敗と好調を維持。その3勝ではクリーンシートを達成している。
前半はその調子がそのままプレイに出る形に。ブラジルは26分に先制すると、32分に追加点をゲット。その後も攻め続け、いつ3点目が生まれてもおかしくない流れだった。

しかし、後半に状況が一変する。前半よりもアグレッシブになった日本がブラジルを飲み込む。52分、南野拓実がプレスから相手のミスを誘発しゴール。62分には中村敬斗が得点を挙げ、71分にはついに逆転に成功する。

韓国戦で先発したガブリエウ・マガリャンイスやエデル・ミリトン、本来は守護神としてピッチに立っているアリソン・ベッカー、エデルソン・モラレス等のGKが不在ということもあったが、カルロ・アンチェロッティ監督率いるブラジルは日本の勢いを止めることはできなかった。

日本はこれが歴史上ブラジルに対する初の白星に。通算14試合目にして1勝2分11敗。大きな1勝を手に入れた。

この試合を見た韓国メディア『MKスポーツ』は「ブラジル相手に無気力だった韓国とはまったく違う。日本はブラジル相手に苦戦したが、自分たちの力で逆転に成功した」と称賛の言葉を送っている。

韓国代表は10日にブラジルと対戦し、0-5の大敗を喫している。

三笘薫や遠藤航、冨安健洋等の主力不在で戦った10月の代表ウィーク。パラグアイ、ブラジル相手に1勝1分となったが、日本代表はこの2試合で何を得たのだろうか。11月の親善試合に注目したい。

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