ペップ・シティは完全復活に近づいている 元イングランド代表MFはアーセナルに警告 「ベストの状態に戻りつつある」

マンCの指揮官ペップ photo/Getty Images

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アーセナルは現在首位

現役時代バイエルンやマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティでプレイした元イングランド代表MFオーウェン・ハーグリーブス氏はペップ・グアルディオラ率いるチームは今シーズンのプレミア優勝争いに加わると考えている。

ペップが監督に就任して以降、リーグ4連覇など国内で無類の強さを発揮していたシティだが、3位に終わった昨シーズンは思わぬ苦戦を強いられた。

今シーズンはここまで2位につけており、首位アーセナルを6ポイント差で追いかける状態となっているが、ペップ・シティはまだかつての強さを取り戻していないと考える者も多い。しかし、同氏は順調なシーズンを送っているアーセナルにとって大きな脅威になると主張している。
「彼(グアルディオラ)はチームがベストの状態に戻りつつあることを知っていると思う。ドンナルンマがゴールを守り、ハーランドが最前線にいるのは確かに心強い。だが何より、彼らには素晴らしい若手選手がいるんだ。チェルキが途中出場して見事なゴールを決めた。彼とフォーデンはハーランドをサポートするのが楽しくなるだろう」

「今シーズンもまた素晴らしいチームを擁していると思う。昨シーズンは怪我人が続出し、ロドリも離脱した。それでチームは自信を失ったんだ。でも今は徐々に調子を上げてきて、チャンピオンズリーグでも好調だし、プレミアリーグでは2位につけている。日曜にはアンフィールドでの大一番が控えている。もしそこで勝てば、全ての可能性が開けるだろう」

「アーセナルは確かに強豪だが、まだ優勝を果たしていない。ただ、確実にその方向に向かっている。いずれ優勝するだろう。だが、最後に追いかけてほしくないチームは彼らだろう。選手も監督も、長年その地位にいて実績を残してきた連中だからね」

「アーセナルは良い位置につけたと思うが、このシティのチームは静かに差を詰めていくだろう。そしてロドリが復帰してこのチームに加われば、彼らの戦力なら、非常に興味深い優勝争いになるだろう」(英『METRO』より)

同氏も言及しているように昨シーズンの苦戦はチームの心臓だったロドリの長期離脱による影響が大きい。今シーズンもまだベストコンディションに戻っているとは言えないが、そのポジションではニコ・ゴンザレスが躍動しており、ロドリ不在でも勝ち点を積み重ねている。

現状アーセナルの選手層や安定感はプレミアの中で頭一つ抜けている感もあるが、同氏は選手も入れ替わった今季のペップ・シティに期待を寄せているようだ。まず今節のリヴァプールに勝利したいところだが、盤石な体制を整えたアーセナルに喰らい付いて行けるか。

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