アトレティコに暗雲!? 敵地ユーヴェ戦で“闘将”不在の可能性

ユーヴェ戦でベンチ入りが禁止されるかもしれないシメオネ監督 photo/Getty Images

“股間パフォ”をUEFAが問題視

アトレティコ・マドリードの指揮官を務めるディエゴ・シメオネ監督が、ユヴェントスとの一戦でベンチに入れないかもしれない。

20日に行われたチャンピオンズリーグ・ラウンド16の1stレグで、ユヴェントスをホームへ迎え入れたアトレティコ。センターバックを務めるホセ・ヒメネスとディエゴ・ゴディンの2人が、セットプレイからゴールを奪い、2-0の勝利を収めた。アウェイで行われる2ndレグへ向けて、圧倒的に優位な立場となったアトレティコだが、この一戦でとった指揮官の行動が問題視されている。

先制点が決まった際、喜びを爆発させたシメオネ監督は、ベンチ裏に詰めかけたファンへ向けて、両手で股間を強調するパフォーマンスを披露。アトレティコが「男らしさ」や「根性」、「勇気」を持っていることを示したかったようだが、これが対戦相手への侮辱にあたるにではないと注目を集めている。同指揮官も試合後のインタビューで「素敵なジェスチャーではないことは認める」と述べつつ「誰かの怒りを買ったなら謝罪する」とコメント。そして実際に、23日に行われたビジャレアル戦(リーガ・エスパニョーラ第25節)の前日会見で、「言い訳はしない。私のジェスチャーを不快に感じた人やユヴェントスの人たちに謝りたい」と謝罪を行った。
しかし、伊『Gazzetta dello Sport』など複数の伊メディアによると、欧州サッカー連盟(UEFA)はこのパフォーマンスを問題視しており、2ndレグのベンチ入り禁止処分を言い渡す可能性があるようだ。はたして、シメオネ監督は、敵地でも無事にチームの指揮を執ることができるのか。もしこの闘将が不在となれば、2点差のリードでも決して「優位な状況」とは言えないかもしれない。

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