イタリア代表DFボヌッチ、フェネルバフチェ移籍へ ドイツでは結果出ず

ウニオンでは苦戦していたボヌッチ photo/Getty Images

出場機会を求めてトルコへ

ウニオン・ベルリン所属のイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、トルコのフェネルバフチェに移籍することが決定的となっているとドイツメディア『SPORTBUZZER』が報じている。
 
ボヌッチは昨年夏にユヴェントスを退団し、ウニオンに加入。それまで計12シーズン在籍していたユヴェントスで構想外となり、出場機会を求めての移籍だったが、ウニオンでも加入後の約半年間で公式戦10試合の出場にとどまるなど期待していたほどのプレイ時間は得られていなかった。
 
こうした現状を打開するために、ローマやジェノアといった母国イタリアの複数のクラブが移籍先候補として挙がる中、ボヌッチはフェネルバフチェを新天地に選んだようだ。10日(現地時間)に『SPORTBUZZER』が報じたところによれば、ボヌッチは既にフェネルバフチェの本拠地であるイスタンブールに到着し、同クラブの関係施設でメディカルチェックなど移籍に向けた最終調整を行うという。
 
フェネルバフチェは1907年に創設され、これまで国内リーグ優勝19回を達成し、トルコではガラタサライ、ベシクタシュとともに「ビッグ3」と呼ばれている。人気と実力を兼ね備えたトルコ屈指の強豪のもとで、自身の健在ぶりをアピールするためのボヌッチの新たな挑戦が始まろうとしているようだ。

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