サンチョがドルトムント復帰へ 既に現地入りとドイツメディア報道

ユナイテッドでプレイしていたサンチョ photo/Getty Images

古巣復帰は秒読み段階に

マンチェスター・ユナイテッド所属のMFジェイドン・サンチョの去就に注目が集まっている。ドイツの各メディアは、ユナイテッドで構想外となって出場機会に恵まれていないサンチョに対して同選手の古巣であるボルシア・ドルトムントが再獲得に向けて動いていて、近日中にもサンチョのドルトムント復帰が発表されるだろうと報じている。
 
ドイツ紙『Bild』によれば、サンチョの移籍について既にクラブ間では大筋で合意に達していて、契約の細かい部分の調整を残すだけの段階になっているという。また、同紙やドイツメディア『t-online』は10日21時39分(現地時間)にサンチョがドイツ国内の空港に到着し、ドルトムントのスタッフに迎えられる様子を写真とともに掲載。11日中にドルトムントで移籍に向けたメディカルチェックが行われるようだ。
 
マンチェスター・シティの下部組織出身のサンチョは、2017年8月にドルトムントに加入し、21年7月にユナイテッドに移籍するまでの約4年間で公式戦122試合に出場して40ゴールをマーク。ドルトムントのDFLスーパーカップ優勝(2019年)、DFBポカール優勝(2021年)に貢献した。しかし、新天地のユナイテッドでは最初の2シーズンはコンスタントに出場機会を得ていたものの、昨年9月に指揮官のエリック・テン・ハーグ監督の起用法についてSNS上で反論したことから同監督との関係性が悪化し、それ以降はトップチームへの帯同を禁止されていた。

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