若き逸材がまた1人リヴァプールで輝いた 18歳ながらアンカーで存在感を発揮したバイチェティッチ

アンカーで出場したバイチェティッチ photo/Getty Images

FAカップでスタメン出場

リヴァプールはFAカップ3回戦の再試合でウォルバーハンプトンと対戦。ハーヴェイ・エリオットの豪快なミドルシュートで先制し、1-0で勝利した。この試合でアンカーとして先発し、安定したパフォーマンスを発揮した男がステファン・バイチェティッチだ。

チアゴ・アルカンタラ、ナビ・ケイタという実力者二人をアンカーで支えたのはリヴァプール期待の若きMFだった。前半から落ち着いたプレイでポゼッションに参加すると、チームを落ち着かせる冷静さを見せる。また守備能力も高く、要所で危険な場面を察知して回避した。

強度の高さも数字に残っており、デュエル数は6回のうち5回の勝利数を記録。タックル成功数も「3」とセンターバックが本職である18歳は、自身の持ち味を遺憾なく発揮している。
セルタのアカデミーから2020年にリヴァプールへと加入したバイチェティッチ。マンチェスター・ユナイテッドも高く評価し、競合となった中で勝ち取ったバイチェティッチだが、すでに才能の片鱗をトップチームでも発揮している。

今試合でゴールを決めたエリオットや、途中出場したベン・ドークに加え、今季はブラックバーンに期限付き移籍中のタイラー・モートンらとともにリヴァプールの将来を担う重要なプレイヤーとなるだろう。

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