バイエルンの“万能DF”は遂にドイツから旅立つか 売却は今夏がベストとも

バイエルンのアラバ photo/Getty Images

スペインの“2強”が熱視線

長くバイエルン・ミュンヘンを支えてきた男がドイツを発つ日は近づいているのだろうか。オーストリア代表DFダビド・アラバの周囲が慌ただしくなってきた。

2010-2011シーズンの後半戦こそホッフェンハイムにレンタルされた期間はあるものの、これまでのキャリアをほぼ全てユース時代から育ったバイエルンに捧げているアラバ。ジョゼップ・グアルディオラ元監督の下でワールドクラスとしての評価を確立し、現在までバイエルン不動のレギュラーに君臨している同選手。積極的な攻撃参加や中盤でプレイしても問題ないほどのテクニックは良い意味でサイドバックらしくなく、今季はチームに負傷者が続出した影響を受けてセンターバックとしてもプレイ。類稀なるユーティリティ性を見せつけている。

そんな“万能DF”アラバに今季いよいよ移籍の噂が浮上した。現地メディアによると、リーガ・エスパニョーラの二大巨頭であるレアル・マドリードとバルセロナがこのオーストリア代表DFの獲得を狙っているという。今季でトップチーム在籍10シーズン目を迎えている同選手だが、頭角を現した時期が早いため年齢も27歳とまだ若い。それぞれ30代を超えたマルセロ(31歳)やジョルディ・アルバ(31歳)の後継者を探す両クラブにとって、実績のある20代のアラバはまさに理想的な存在と言えるだろう。

スペイン『MARCA』も、バイエルンはそろそろアラバを手放す時期が迫っているのではないかと主張する。昨夏、同クラブはCBにリュカ・エルナンデスやバンジャマン・パヴァールといった実力者を補強。左SBでもアルフォンソ・デイビスという若き才能が頭角を現しているのだ。アラバがどのポジションでも優れたパフォーマンスを披露できる選手ということに疑いの余地はないのだが、たとえ彼が抜けてもバイエルンはハイレベルな最終ラインを組むことが可能だ。現行契約の満了が2021年に迫っていることもあり、フリーでの移籍という最悪の事態を避けたいならば、売却は今夏がベストタイミングと同メディアは考えている。

独メディアによると、アラバも移籍に気持ちが傾き始めているのか、バイエルンから提示された最初の契約延長オファーを拒否したとも。はたして、バイエルンの最終ラインを長きにわたって支えてきた名手は次の移籍市場でスペイン行きを選択することとなるのだろうか。新型コロナウイルス感染拡大に伴い移籍市場の動きは未だ読めないが、マーケットが開けばこのオーストリア代表DFを巡って大きな動きがありそうだ。

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