「残念ながらタイミングが適切だとは思わなかった」 アル・イテファクを離れフリーのジェラード。古巣レンジャーズからのオファーを断った理由を明かす

スティーヴン・ジェラード photo/Getty Images

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サッカーからは離れている

スコットランドではセルティックの長年のライバルとして知られているレンジャーズ。

しかし、今季は序盤から成績が安定せず、10月上旬にラッセル・マーティン前監督を解任。後任としてはスティーヴン・ジェラード氏やケヴィン・マスカット氏らの名前が挙がったが、最終的にはバイエルンやドイツ代表でアシスタントコーチを務め、英2部のシェフィールド・ウェンズデイでのトップチーム監督歴があるダニー・レール氏の就任が発表されている。

『BBC』ではレンジャーズと監督就任に向けた交渉を行うも、最終的には辞退する判断を下したジェラード氏が、なぜ復帰しなかったのか理由を語っている。
「(レンジャーズの)オーナーたちとは本当に前向きで興味深い話ができた。でも、少し急ぎすぎた感じがしたんだ。考えることがたくさんあったのに、決断を下すまでの時間が足りなかった」

「また、いくつか不安な点もあったんだ。これほど大きな挑戦をするには、完璧な状態で100%の準備を整える必要がった」

「(挑戦を受けるには)いろいろなことを分析する必要がある。これは自分にとって本当に正しいのだろうか。タイミングは適切なのか、残念ながらタイミングが適切だとは思わなかった」

「レンジャーズには尊敬の念を抱いている。80%~90%の準備じゃそこには行けない。いつかもっと準備が整ったタイミングで、チャンスが巡ってくることを待っている」

MLSで現役を引退し、その後はレンジャーズ、アストン・ヴィラ、アル・イテファクで監督を務めているジェラード。指揮官としてのキャリアハイはレンジャーズでの無敗優勝といえるが、再びレンジャーズを率いることはあるのだろうか。

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