プレミア優勝の最有力候補は2位のマンC? 首位のアーセナルにとって怖すぎるマンCの追い上げ「両チームの違いとしては、アーセナルにはハーランドがいない」

徐々に調子を上げてきたマンC photo/Getty Images

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マンCが調子を上げてきた

ここまでプレミアリーグは16試合を消化し、アーセナルが勝ち点36で首位に立っている。11勝3分2敗と良いスタートを切っているものの、アーセナルサポーターにとって気になるのが2位マンチェスター・シティだろう。

立ち上がりこそスロースタートだったが、マンCがじわじわと順位を上げてきた。13日には好調クリスタル・パレスを敵地で3-0と沈めており、首位アーセナルと2位マンCの勝ち点差は2ポイントしか離れていない。アーセナルにとっては不気味すぎる存在だ。

現時点でアーセナルがリードしているとはいえ、『Forbes』はマンCがプレミア優勝の最有力候補ではないかと取り上げている。
「今季のシティは過去2回の移籍市場でマルムシュやチェルキ、ラインデルスといった新戦力を多く獲得しており、1つの過渡期になると考えられてきた。しかし最近になってアーセナルが取りこぼしたことにより、シティにもタイトル獲得の可能性が出てきた」

「両チームの違いとしては、アーセナルにはハーランドがいない。ハーランドがいる限りシティにはチャンスがあるのだ。さらにフォーデンも直近5試合で6ゴールを挙げ、ベストコンディションを取り戻しつつある。ドクも頻繁にインパクトを与えていて、中盤ではニコ・ゴンザレスとラインデルスが定着してきた。監督のグアルディオラにとってあらゆることが順調に進んでいる。まだシティの守備には脆弱なところもあり、仮にハーランドが負傷するようなことがあれば大きすぎる痛手になる。しかし、現時点でのシティはアーセナルと肩を並べるチームと言える」

ここまでハーランドはリーグ戦で17ゴール3アシストを記録しており、チーム得点数38ゴールの半分近くになる。得点部分でハーランドに依存しているのは明らかだが、ハーランドがコンディションを維持する限りマンCが危険なチームであり続けるのは確かだ。

アーセナルの場合はハーランド級の点取り屋がいないため、リーグ屈指の安定した守備に加えてチーム全体で得点を奪っていく必要がある。ここからはマンCのプレッシャーを受けながら取りこぼしの許されない戦いとなるが、アーセナルは逃げ切れるだろうか。



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