枠内シュートはわずか2本、ゴール期待値は「0.25」…… “タイン・ウェア・ダービー”でニューカッスルは力を出せず B・ギマランイス「本当に恥ずかしい」

サンダーランドに敗れたニューカッスル photo/Getty Images

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0-1で敗れた

ニューカッスルに所属するブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスはプレミアリーグ第16節のサンダーランド戦の後、悔しさを滲ませた。

リーグ戦では約10年ぶりとなったタイン・ウェア・ダービーは大きな注目を集めていたが、この試合で勝利を収めたのはホームのサンダーランドだ。後半開始早々、ニック・ヴォルテマーデがオウンゴールしてしまい、これが決勝点となったが、90分を通してサンダーランドは迫力のあるプレイを見せた。

一方のニューカッスルはミッドウィークにCLでレヴァークーゼンと戦ったことによる疲労もあってか、どこか覇気のないパフォーマンスに。59分の3枚替えで少し盛り返したが、最後まで1点が遠く、0-1で敗れることとなった。
枠内シュートはわずか2本、ゴール期待値「0.25」を記録したニューカッスルについて英『Sky Sports』は「今シーズンで最もひどい試合の一つ」と報じたが、キャプテンであるギマランイスもこの試合のパフォーマンスに納得がいっていないという。

「我々は本来の実力を発揮できなかった。腹が立つよ、本当にイライラする。今日の我々のプレイはダメだった。シュートも打てないし、クロスも上げられない、パスも通らない」

「ファンがイライラするのも当然だ。だってこれは受け入れがたいことだからね。ここに来た全員が、ファンにとってこれが何を意味するか分かっていた。ロッカールームでのメッセージは『ファンのために全力を尽くせ』だったのに、我々はそれを果たせなかった。本当に恥ずかしい話だ。今回のパフォーマンスには本当に腹が立つ。一貫性もメンタリティも欠けていた」

絶対勝利が求められるダービーで負けただけではなく、戦う気持ちを示せなかったことにもニューカッスルのキャプテンは腹を立てているようだ。

ニューカッスルはミッドウィークのカラバオカップを終えると、リーグ戦はチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドとの連戦だ。気持ちを切り替える必要があるが、悔しいダービーでの敗戦を糧に立ち上がれるか。


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