レテギ、キーン、エスポジトに加えて楽しみな大型ストライカーが戻ってきた アタランタで調子上げるスカマッカもイタリア代表の戦力になる

アタランタで調子を上げるスカマッカ photo/Getty Images

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今季9試合で5ゴールと怪我から復活

2026W杯欧州予選でグループIの2位となり、プレイオフへ回ることになったイタリア代表。

イタリアは2018、2022年大会とW杯出場を逃しているだけに、さすがに3大会連続の欧州予選敗退は許されない。プレイオフは総力戦で勝ち抜かなければならないが、そんなチームの救世主となるだろうか。

プレイオフへ急激に調子を上げてきたのは、アタランタFWジャンルカ・スカマッカだ。
スカマッカは昨季膝の前十字靭帯断裂の大怪我を負ってしまい、復帰したかと思った矢先に今度はハムストリングを負傷。結局昨季は5分しかプレイできないままシーズンを終えた。

今季も怪我で出遅れたが、11月に入ってからペースアップ。今節のカリアリ戦でも2ゴールを挙げ、ここまでリーグ戦9試合で5ゴールを奪っている。

現在ジェンナーロ・ガットゥーゾが指揮するイタリア代表では昨季セリエA得点王のFWマテオ・レテギ、得点ランク2位だったFWモイーズ・キーン、さらにインテルで売り出し中の20歳FWフランチェスコ・ピオ・エスポジトがセンターフォワードのピースとなっているが、スカマッカもそこに割って入るだけの力はある。

ガットゥーゾは2トップを選択する機会も多く、『Get Footballnews Italy』はガットゥーゾがビッグマンと機動力に優れたFWの2トップを好んでいると指摘しており、195cmのサイズを誇るスカマッカはフィジカルバトルでも期待できる大型ストライカーだ。

スカマッカが怪我なく今のペースを維持できるなら、3月のプレイオフへ貴重な戦力となるに違いない。



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