ミランの19歳DFバルテサギの成長が凄まじい 193cmの大型ウイングバックとして今季大ブレイク「バストーニのようなDFとして彼を見ていた」

ミランでブレイクするバルテサギ photo/Getty Images

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将来的にはセンターバック起用も

指揮官にマッシミリアーノ・アッレグリが復帰し、セリエAで優勝争いに絡んでいるミラン。そのチームでブレイクしているのが19歳のDFダヴィデ・バルテサギだ。

クラブのアカデミーで育ってきたバルテサギは、ここまで[3-5-2]の左ウイングバックに入っている。本来このポジションにはブライトンから獲得したペルビス・エストゥピニャンが入る予定だったが、足首の怪我で離脱している間にバルテサギがポジションを奪取。以降は1番手になっている。

14日に行われたセリエA第15節のサッスオーロ戦ではバルテサギが2ゴールを記録し、これがトップチームでの初ゴールだ。この前半戦でバルテサギは一気に化けたと言える。
まだバルテサギが8歳だった頃、すでに才能に気付いていたと語るのがミランの元スカウトであるマウロ・ビアンケッシ氏だ。伊『Gazzetta dello Sport』にて、ビアンケッシ氏は「すぐに感銘を受けたね。彼の両親とも話をし、我々ミランを信頼してほしいと伝えた。彼は将来ミランの正サイドバックになるだろうとね」と語っている。

ミランでバルテサギを指導したコーチの一人であるマリーノ・フリジェリオ氏も「バストーニのようなDFとして彼を見ていた」と語っているが、レフティーである点はバストーニとの共通点だ。

193cmとサイズがある点も魅力で、ミランのOBであるフィリッポ・ガッリ氏は「彼は左のセンターバックにも入れるだろう。彼の成長は見事だ」とセンターバック起用の可能性にも言及している。

すでにU-21イタリア代表でもプレイしているバルテサギの成長はイタリアサッカー界にとっても非常にポジティブで、思い切って来年3月の2026W杯欧州予選プレイオフに招集するのも悪くないかもしれない。



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