“リヴァプール批判”を気にしすぎるな! 主将ファン・ダイクが外野の否定的な声に言及 「降格争いに巻き込まれるんじゃないかと思われている」

リヴァプールのファン・ダイク photo/Getty Images

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アストン・ヴィラに勝利

リヴァプールはプレミアリーグ第10節でアストン・ヴィラと対戦。モハメド・サラーとライアン・グラフェンベルフにゴールが生まれ、2-0の勝利を飾った。

この試合までリーグ戦4連敗と昨シーズンの王者は思わぬ苦戦を強いられていたが、なんとか連敗をストップさせた。

昨シーズン圧巻の強さを見せたチームにアレクサンデル・イサクやフロリアン・ヴィルツらが加わったことでアルネ・スロットのチームには開幕前から大きな期待が寄せられ、今シーズンも優勝候補筆頭と呼び声が高かっただけにここ1カ月ほどの連敗には厳しい視線が集まっていた。
しかし、ヴィラ戦の後、キャプテンのフィルジル・ファン・ダイクは外部からの否定的な雑音は気にするべきではないと主張。リヴァプールへの批判には馬鹿げたものもあると話している。

「ここ数週間特に気づいたのは、自分ではどうにもできない雑音がたくさんあって、それをチームとして対処しなければならないということだ。そういう意見の中には本当に馬鹿げたものもある。でも、それに対処しなきゃいけない。特定の選手やチーム全体に影響を及ぼす外部からの騒音なんだ」

「重要なのは結束を保つことだ。我々は負けるためにピッチに立っているのではない。試合後に失望したり、ファンを失望させて家に帰らせたりするためにピッチに立っているのでもない。全力を尽くして試合に勝ちたい」

「しかし保証はない。プレミアリーグ、世界最高峰のリーグでプレイしている以上、冷静さを保つのは難しいが、目指す場所に戻るためにはそうしなければならない。それは高い目標だ。だが、それはシーズン後半に考えるべきことだ」

「今は浮かれすぎず、落ち込みすぎず、努力を続ける時だ。少なくともサッカー選手にとって、今や誰もが様々なプラットフォームで意見を述べ、誰もが自分の方が詳しいと思っている世界に住んでいる。我々はそうした状況から距離を置き、これまで積み重ねてきた努力に集中しなければならない」

「昨シーズンはネガティブな話はほとんど聞かなかった。どこもかしこも順調だった。でも、今や世間では我々が降格争いに巻き込まれるんじゃないかと思われている。世の中とはそういうものだ」(『TNT Sports』より)

夏に4億5120万ポンドもの大型補強を行い、盤石に思えたからこそリヴァプールのつまづきは注目を集め、批判の的になったが、ファン・ダイクはそれらの声を遮断する必要があると主張し、自分たちのやるべきことにフォーカスすることが大事だと語った。

ここからの巻き返しを期待したいが、スロット・リヴァプールは猛威を振るった昨シーズンのような強さを取り戻せるか、注目だ。


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