「アップ中も心臓がバクバクだった」名古屋の守護神GKシュミットの代役を見事務めた19歳GKピサノが堂々としたJ1デビュー!

J1デビューを飾った名古屋GKピサノ photo/Getty Images

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クリーンシートで勝利

13日、国立競技場で2025明治安田J1リーグ第14節が行われ、清水エスパルスと対戦し3-0の快勝を飾った名古屋グランパス。

今シーズンの序盤苦戦を強いられ、批判が集まることも少なくない名古屋は当日アクシデント発生。守護神GKシュミット・ダニエルがベンチ外となり、代わりに19歳のピサノ・アレックス幸冬堀尾がスタメンに抜擢された。

しかしこの試合がJ1デビュー戦となった19歳は堂々とプレイし、クリーンシートでの勝利に貢献。試合後の記者会見で長谷川健太監督は「ピサノは緊張する間も無く試合に出ることになったと思いますが、本当に落ちついてプレイしてくれた」と、クリーンシートでの勝利に貢献した若き守護神を称賛。
さらに「前回のルヴァンで悔しい思いをして、流した涙が今日に繋がったんじゃないかなと思います」とも長谷川監督は語っている。

今日の朝8時前に楢崎正剛GKコーチからスタメンを告げられたようだが、ピサノ自身は「アップ中も心臓がバクバクだった」と緊張していた胸中を明かした。また楢崎正剛GKコーチからは「しっかり自分がやってきたことを出せば絶対大丈夫だから」と背中を押してもらったという。

また「フィールドの選手とうまく連携して守れた部分もありました」と手応えを感じつつ、「GKとして安定感や安心感の部分はまだまだ足りない」と、上々のデビュー戦を飾った若き守護神ピサノは正GKに向けての思いを語った。

試合当日のメンバー外で、状況が注目されるGKシュミットに関しては「検査は行っているので、その結果次第。そんなに大きな怪我ではないと思う」と語った長谷川監督。「昨日の練習中に違和感があって、今日の朝ドクターのチェックでプレイできないと判断された」と、明かしている。


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