フル稼働の遠藤航のバックアップは誰が務める? 候補はブンデスで輝きを放つ日本人MFか

伊藤の招集にも期待したい photo/Getty Images

今季シュツットガルトに加入した伊藤

日本代表はオマーンと対戦して1-0で勝利した。この試合でFIFAワールドカップのアジア最終予選のグループBを4勝2敗の2位とした日本。その中で懸念されるのが、1年以上フル稼働を続ける遠藤航のコンディションだ。

昨季ブンデスリーガを終えた遠藤に休む時間はほとんどなかった。東京オリンピックのU-24日本代表のメンバーにオーバーエイジで選ばれ、チームをまとめる役目を果たした。その後すぐにブンデスリーガの新シーズンが開幕すると、今季からキャプテンを務める遠藤は初戦からいきなり得点を挙げる。開幕早々からシュツットガルトのファンの期待に応えた。

さらに日本代表でもW杯アジア最終予選に全試合出場。休む暇もない遠藤に代わって日本代表のアンカーを任せられる人材が必要だろう。現在の日本代表のMFはインサイドハーフを務める選手は多いものの、アンカーを担える選手が少ない。それも遠藤がフル稼働しなければいけない要因の1つだ。

候補として挙げられるのが、遠藤のチームメイトで今夏ジュビロ磐田からシュツットガルトへ移籍した伊藤洋輝だろう。シュトゥットガルトや磐田でもCBで活躍した伊藤だが、本職はボランチのプレイヤーだ。彼の守備能力の高さとフィジカルの強さは中盤に安定感をもたらすことができる。

またロングキックの精度が高いため、中盤から相手の裏へパスを通すことができるので、相手の背後を取る動きが得意な古橋亨梧などとの相性も良さそうだ。遠藤の高パフォーマンスを維持するためにも、彼の代わりとなれる選手の台頭が今の日本には必要だ。

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