“デラップ砲”が名物だったストーク時代は時代遅れとも言われたが…… ピューリス監督が思うセットプレイの重要性「私の戦い方は時代遅れだと」

ストーク・シティなどを指揮してきたピューリス photo/Getty Images

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現代ではセットプレイが重要に

2002年からの3年間、その後2006年から2013年までストーク・シティを指揮したトニー・ピューリスは、ロングスローやセットプレイに重点を置いた戦いをしていたことで有名だ。

特に当時のストークにはとんでもないロングスローを投げるロリー・デラップがいて、デラップのロングスローはストークの名物になっていた。

当時は否定的な声もあった戦い方かもしれないが、現在のサッカー界ではロングスローを含めセットプレイの重要性が増している。ピューリスが時代を先取りしていたというわけではないが、改めてセットプレイの重要性が見直されてきたのだ。
英『BBC』にて、ピューリスは当時からセットプレイを重要視してきたと語る。

「2008年にストークがプレミアへ昇格した際、セットプレイを重視していたことから私の戦い方は時代遅れだと言われたものだ。もちろん今セットプレイやロングスローが流行しているからといって、私の正当性が証明されたとは思わないよ。ただ、当時からセットプレイが重要であることは分かっていた。今ではセットプレイについて不満を言う指揮官は少ないだろう」

今こそデラップのようなロングスローの使い手が求められていて、ロングスローも各クラブの武器になりつつある。セットプレイだけで勝てるわけではないが、疎かにしたチームも勝てない時代になってきた。



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