サンダーランド、リヴァプール、ブライトンを破って3連勝 英紙がユナイテッド好調の理由を分析

マンチェスター・ユナイテッドのアモリム監督 photo/Getty Images

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次節はノッティンガム・フォレスト戦

マンチェスター・ユナイテッドが調子を上げてきている。

今季は序盤から勝っても連勝に繋げることができていなかったが、直近のプレミアリーグではサンダーランド、リヴァプール、ブライトンに勝利。ルベン・アモリム体制初の連勝を含む3連勝で、勝ち点16とし、現在6位につけている。

『The Athletic』では直近のゲームから好調の理由を分析した。
まず1つ目が、新加入GKであるセネ・ラメンズの存在である。今夏ベルギーのアントワープから加わり、サンダーランド戦で初先発。そこから3連勝に貢献している。

同メディアが注目しているのは、ラメンズのロングパスとハイボールの処理だ。

ラメンズは繋ぐことも可能なGKだが、それが難しいと判断すると積極的にロングパスを使っている。後方での無理な繋ぎを減らすことでリスクを軽減しており、ロングパスから攻撃を活性化している。

そして、ハイボールの処理も得意としている。193cmとサイズのあるGKで、セットプレイがトレンドとなっている昨今としては彼のプロフィールは非常にマッチしているといえる。

そして、2つ目がダイレクトで、より早い攻撃への変化だ。昨季は1つの攻撃に対し多くのパスを繋いでいたが、今季は前線のアタッカーにシンプルに預ける場面が増えている。

マテウス・クーニャ、ブライアン・エンベウモと単独で完結できるアタッカーの存在も大きく、補強の成果が出ているといえる。

3つ目はボールを保持するエリアの前進だ。昨季は自陣ボックス近辺での保持が多かったが、今季は前述したGKのロングパス多用によってエリアがより前になっている。

昨季は自陣でのボールロストからピンチを招くことが多く、自陣での平均ロスト数は1試合5.4回という数字だった。これより多かったのはサウサンプトンとトッテナムのみとなっており、3チームともに下位に沈んでいる。

難しい時期を過ごしたアモリム体制に光が見えてきているユナイテッド。次節は監督を交代したばかりのノッティンガム・フォレスト戦だが、4連勝となるのだろうか。

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