ゾマーとの契約最終年を迎えたインテル 後釜の有力候補はトッテナムのヴィカーリオ。本人はセリエA復帰に前向き

トッテナムのヴィカーリオ photo/Getty Images

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トッテナムとの交渉がすべてだ

クラブにタイトルをもたらしたシモーネ・インザーギがクラブを去り、クリスティアン・キヴを監督に据え、新体制のスタートを切ったインテル。セリエAでは14試合を終えて3位、CLリーグフェーズでは6位とまずまずな出だしとなっている。

そんなインテルだが、近年のスカッドを支えた守護神との別れが近づいている。スイス代表のヤン・ゾマーだ。

ブンデスリーガのボルシアMGで長くプレイし、その後バイエルンへ。そして2023年にインテルに加わり、そこからは安定したパフォーマンスを披露している。今季も守護神として君臨しており、4-0の快勝となったコモ戦ではクリーンシートに貢献している。
『Gazzetta dello Sport』によると、インテルは来夏の移籍市場で新たなGKを獲得する計画があるという。

ターゲットは若すぎず、ベテランでもない経験豊富なGK。現時点で5人のGKが候補に挙がっており、その中でも特に注目されているのが、プレミアリーグのトッテナムでプレイするグリエルモ・ヴィカーリオだ。

29歳のイタリア代表GKで、セリエAでの経験は十分。2023年までエンポリに在籍し、トッテナムへ移籍している。

本人の意向としてはセリエAへの復帰を希望しており、残すところはトッテナムの要求を満たすのみ。

トッテナムとヴィカーリオの契約は2028年まで。フラム戦ではミスがあったが、イングランドでは安定したパフォーマンスを披露しており、引き抜きは困難を極めると予想できる。

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