名門ミランが見せる「悪癖」 罰金の総額はなんと2456万円

ナポリ戦へ臨むミランイレブン photo/Getty Images

1分間当たり93万円という巨額の罰金も

ACミランはセリエAを31試合消化した時点で3位につけている。首位インテルとの勝ち点差はすでに9ポイントも広がっているため、逆転優勝はかなり厳しい状況。ただ、昨季逃してしまった欧州コンペティションの出場権獲得へ向けては好順位につけていると言えよう。シーズンも佳境に入り、上位争いの行方が気になるところではある。しかし、それは全く関係のないところでミランの「悪癖」が注目を集めているという。

ミランの悪癖とは試合の「遅延行為」だ。伊『Gazzetta dello Sport』によると、6日に行われた第31節で敵地ナポリ戦に挑んだミランは、試合開始時の入場する際に整列するトンネルや後半開始前のピッチになかなか現れず。試合進行を行う上での予定時間を守らなかったようなのだ。その結果、セリエAのスポーツ裁判官は「試合開始を2分間、後半を3分間、不当に遅らせた」として、ミランに罰金を科したのである。罰金の金額は2万5000ユーロ(約465万円)。ミランは1分間当たり5000ユーロ(約93万円)という巨額の罰金を支払うこととなったのだ。

しかも、今季のミランが行った「試合遅延」はナポリ戦が初めてではない。その回数はナポリ戦を含めると、実に11回。これは過去最多の件数であり、罰金の総額は13万2000ユーロ(約2456万円)にも及ぶという。なお、ミランに次ぐ今季ワースト2位はコモであったが、ミランのわずか6分の1程度である2万1000ユーロ(390万円)。いかにミランに科されてきた遅延行為に対する罰金の金額が大きいかが見て取れる。同メディアは「ミランがまたしても同じことを繰り返す」や「悪癖は消え去っていない」などと伝えている。
もちろん、ミランはわざと試合を遅らせようとしているわけではないだろう。ギリギリまでミーティングで戦術を確かめたり、チームの士気を高めたりしているのかもしれない。ただ、スポーツを行う上で、ルールや時間を守るのは当然のこと。そのルーズさはイタリアの名門としていかがなものか。回避できたであろう罰金を、より良い選手を獲得するための補強費などに回せた可能性もあっただろう。

※電子マガジンtheWORLD316号、4月15日配信の記事より転載

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