ポルトガルにヌーノ・メンデスを思わせる18歳の大型WBが出てきた 名門スポルティングCPで育つ188cmの逸材

スポルティングCPで成長するブロパ photo/Getty Images

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ヌーノ・メンデスと代表で共闘する日がくるかも

ポルトガルのスポルティングCPは若手育成に長けたクラブであり、毎年のように興味深いタレントが出てくる。29日には国内カップ戦となるタッサ・ダ・リーガ準々決勝でFCアルヴェルカと対戦したが、このゲームで最高のデビューを飾った若手がいる。

18歳の大型ウイングバックであるサルバドール・ブロパだ。ブロパはスポルティングのアカデミーで育ってきた選手で、普段はセカンドチームでプレイしている。トップチームでのプレイは今回のアルヴェルカ戦が初だったが、ブロパはいきなり2ゴールを記録。

右のサイドハーフからウイングバック、サイドバックをこなすことも可能なようで、188cmのサイズと縦への馬力が魅力だ。
『SportTV』によると、チームを指揮するルイ・ボルジェスはブロパについて「彼は我々が求めていたものを提供してくれた。普段のBチームでは右サイド、左サイドの両方でプレイし、時には攻撃的な位置、時には後方と、彼は非常にユニークな特長を備えている。身体能力が高く、サイズもある。これからもっと成長するだろうね」と期待をかける。

ブロパはU-19ポルトガル代表でもプレイする選手だが、ブロパを指導してきたホルヘ・マルティンスはポルトガル代表の先輩であるパリ・サンジェルマンDFヌーノ・メンデスに近いものがあると称賛する。

「この年齢で比較をするべきではないかもしれないが、ブロパにはヌーノ・メンデスに近いスタイル、長いリーチがある。まだメンデスほどのクオリティはないが、ブロパなら届くと思う」

メンデスは左サイドバックを務めるレフティーの選手だが、攻守両面で高い評価を得ている現代最高のレフトバックの1人だ。仮にブロパが期待通りの成長を見せれば、将来的にポルトガル代表の両サイドで2人が共演することになるかもしれない。

世界的にも大型サイドバックは貴重であり、ブロパもスポルティングCPから5大リーグへ羽ばたく日はそう遠くないか。





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