アーセナルがブライトン下し公式戦8連勝! 10人ターンオーバーも勝ち切りカラバオ杯ベスト8へ

今季初ゴールとなる先制点を決めたヌワネリ Photo/Getty Images

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またもクリーンシート

カラバオ杯4回戦、アーセナルとブライトンの試合が行われた。

多くの選手をターンオーバーした両チーム。特にアーセナルはプレミアリーグのクリスタル・パレス戦から10人を入れ替え、前線には15歳のダウマン、そして17歳のハリマン・アヌースと若い選手を起用した。

最初に決定機を迎えたのはブライトン。8分にノアゴーのパスをカットし右サイドから切り込んでシュートを放つが、GKケパが冷静にセーブし事なきを得る。その後9分にもアーセナルのコーナーキックのこぼれ球を拾い、一気にロングカウンターからツィマスがシュートを放つが、わずかに右へ外れていく。
12分にもD・ゴメスがきわどいシュートを放ち、アーセナルを脅かすブライトン。出足の鋭い守備でボールを奪ってカウンターに持ち込んでいく。積極的にシュートを狙っており、序盤からかなりアーセナルよりもかなり多くのシュートを放っている。結果、前半のシュート数はアーセナルの4に対し、ブライトンは10を記録している。

一方のアーセナルは36分にフリーキックのこぼれからメリーノがフリックパスでチャンスを演出するが、ゴールにはつながらず。決定機をなかなか作れないまま前半が終了する。

アーセナルは後半開始早々にダウマンが右サイドから切り込み、エリア内で倒れるがPKの笛は鳴らず。一方ブライトンはノアゴーのパスが弱くなったところを突いてチャンスになりかけるが、モスケラが冷静な対応を見せて決定機を許さない。50分のデ・カイペルのシュートもケパが右手1本で弾き出す。

そして57分についにゲームが動いた。メリーノのヒールパスに反応したルイス・スケリーが中に送ると、ヌワネリが右隅を狙ったシュートを決めてアーセナルが先制に成功する。

リードされたブライトンは3枚替えでウィーファー、ミンテ、ワトソンを投入。69分にそのワトソンがモスケラを引っ掛けてボールを奪い、ブライトンに決定機が訪れるがインカピエが阻止。アーセナルはピンチを脱する。直後、アルテタ監督はガブリエウ、ティンバー、サカを投入しゲームを変えにいく。

コーナーからのメリーノのヘディングを、すんでのところで止めるスティーラー。しかし76分、アーセナルが追加点を奪う。ティンバーが長い距離を持ち出し、スルーパスからのハリマン・アヌースのシュートのこぼれ球を拾ったサカが冷静にゴールに沈める。

アルテタ監督はライスも投入しゲームを締めにかかる。ヒュルツェラー監督も好調のウェルベックを投入し反撃のチャンスをうかがうが、なかなかアーセナルの守備を崩すには至らない。

アディショナルタイムには古巣対戦のトロサールがポスト直撃のシュートを見せ、結果的にはアーセナルの完勝。またもクリーンシートで、カラバオ杯8強進出を決めた。

[スコア]
アーセナル 2-0 ブライトン

[得点者]
アーセナル
イーサン・ヌワネリ(57)
ブカヨ・サカ(76)

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