2026W杯での前後半3分間の水分補給タイムにサッカーファンは違和感? サッカーがどんどん“アメリカ式”になっているとの声も「水分休憩ではなく、CM休憩と呼ぶべき」

2026W杯では水分補給タイムが設けられる photo/Getty Images

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アメフトやバスケの4クォーター制に近いものになる

来夏にアメリカ、メキシコ、カナダの3国共催で行われる2026W杯では、『暑さ』が1つの問題となっている。今夏アメリカで行われたクラブW杯でも選手たちから暑すぎるとの声が出ており、来夏のW杯へFIFAも対策を練っている最中だ。

その1つとして、W杯では前半と後半に3分間ずつ水分補給の時間が設けられることが決まった。具体的には前後半22分ごとに水分補給の時間を取ることになるが、英『Daily Star』はアメリカ式の影響でサッカーそのものが変わってしまうのではと危惧している。

22分ごとに区切るとなれば、アメリカで人気のアメリカンフットボールやバスケットボールのように4クォーター制に近いものになる。またこの3分間の水分補給中には、CMを挟むことも可能かもしれない。普段のサッカーはハーフタイムが15分間あり、そこではCMなどが挟まれる。それが前後半の3分間にもCMが流れるとなれば、サッカーファンにとっては少し変わった感覚となるかもしれない。
SNS上では、サッカーがアメリカ化してきていないかと微妙な意見も寄せられている。

「水分休憩ではなく、CM休憩と呼ぶべきだな。アメリカはCMのためにスポーツを一時停止するのが大好きだから」

「このW杯はアメリカ市場向けであり、試合中に広告を流すのだろう」

「水分休憩中に踊り出す女性ダンサー、ハーフタイムに盛り上がるマーチングバンド、歯磨き粉の広告など、もうアメフトの要素を取り入れたら?」

いったい2026W杯はどうなるのか。出場国が48に拡大したことと合わせ、これまでとは異なるW杯になりそうだ。

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