オランダ、チュニジアと同組になった日本 対戦国のメディアの反応は? 「メンタル面での準備が重要になるだろう」

W杯トロフィー photo/Getty Images

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組み合わせが決定

現地時間5日に2026年北中米ワールドカップの組み合わせ抽選会が行われ、森保一監督率いる日本代表はグループFに入り、オランダ、チュニジア、そしてウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアによる欧州プレイオフの勝者と対戦することが決まった。

組み合わせが決まったことで対戦国のメディアも盛り上がっている。オランダ『AD』は日本について「1998年から常連国として出場しており、2022年を含め、複数回ベスト16入りを果たすなど、ワールドカップで豊かな歴史を築いている。FIFAランキング18位の『サムライブルー』はスピードと技術、戦術的な柔軟性を兼ね備えたスタイルで、高いプレスを多用する」と評価。「アジア予選では圧倒的な強さで勝ち上がった。スター選手は攻撃的MFの久保建英。フェイエノールトのストライカー、上田綺世がゴールを量産し、アヤックスのDF板倉滉、フェイエノールトのDF渡辺剛、NECのストライカー小川航基、NECのMF佐野航大も代表メンバーに名を連ねている」とレアル・ソシエダの久保建英、そして上田、板倉などのオランダ国内でプレイする選手たちの名前を挙げていた。またチュニジアについては「サミ・トラベルシ監督の下、規律正しく守備的にコンパクトにまとまった試合運びと素早い切り替えを特徴とする。アフリカ予選で好成績を収め、予選突破を果たした」とし、キープレイヤーにフランクフルトでプレイするMFエリス・スキリを挙げて紹介していた。

チュニジアの『Babnet』は国内リーグの監督コメントを紹介。自国代表、及びグループFの難易度について見解を示しており、CAビゼルティンの監督シェハブ・エリリは「複雑なグループ……メンタル面での準備が重要になるだろう」と述べ、プレイオフを勝ち抜いたヨーロッパ勢の強さに加え、技術レベルが高いオランダ、日本がいるグループFを「非常に難しい」と総括していた。ただ一方でCSスファクシアンの監督モハメド・クーキは、「チャンスは十分にある。そして2022年の経験から学ばなければならない」とチュニジアがこのグループルーグを突破する可能性を指摘。「オランダは豊かな歴史を持つにもかかわらず、他のヨーロッパのチームに比べるとそれほど危険ではない。日本には2022年の親善試合で3-0の勝利を収めており、過去の対戦経験から互角に戦える」と述べていた。
なお日本はオランダとの対戦成績は1分2敗。2009年の国際親善試合、2010年の南アフリカ大会で2敗。直近では2013年の国際親善試合にて2−2で引き分けている。チュニジアとの対戦成績は5勝1敗で、直近では2023年の国際親善試合で2−0と勝利している。

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