「日本サッカーの進化の1つは……」 W杯ではオランダ、チュニジアと同組となった森保ジャパン。米紙が見たサムライブルーの強みとは

日本代表 photo/Getty Images

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オランダとは南アフリカW杯で対戦している

2026年6月に開催が予定されているアメリカ、メキシコ、カナダの3国共同開催のW杯。

6日にはアメリカのワシントンでグループステージの抽選会が行われ、森保一監督率いる日本代表はオランダ、チュニジア、そして欧州プレイオフを勝ち進んだチームと同組のグループFに入った。

オランダとは2010年の南アフリカW杯で対戦している。当時の日本は岡田武史氏が監督を務めており、結果は1-0の黒星。ウェズレイ・スナイデルにゴールを許して敗れている。
『The Athletic』ではW杯の出場が決まった全チームを分析。森保ジャパンを以下のように評している。

「(チームのスタイルは)一言でいうと、速い。フォーメーションには柔軟性があり、[4-2-3-1]と[4-3-3]を使い分け、最近の試合では[3-4-3]が標準となっている」

「日本は格下には容赦なくプレスをかけ、スピードを上げてボールを動かす。優れたサイドプレイヤーと中盤の技術力がある森保監督のチームは相手のプレッシャーをすり抜け、サイドで1対1を仕掛ける」

「日本サッカーの進化の1つは、選手層の厚みにある。森保監督は過去2年で選手のローテーションを幅広く行っていた。これまでは本田圭佑や香川真司、中田英寿のような1人のクリエイティブな選手に頼ってきたが、今は堂安律や久保建英、三笘薫といった選手たちがその役割を担うことができる」

同メディアは日本の強みを選手層の厚いチームだと分析している。実際に直近の親善試合では、鈴木淳之介や渡辺剛らが台頭しており、確実に各ポジションの層は厚くなっている。

前線に関しても、三笘が不在でも中村敬斗が存在感を発揮しており、右サイドでは久保、堂安、伊東純也と選択肢が非常に多い。

そのためキーマンと呼べる選手が複数在籍している。誰かが怪我やコンディション不良で離脱したとしても、下から新たなタレントが生えてくるチームとなっている。

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